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イギリスでの水中出産体験記(後編)

イギリスでの水中出産体験記前編はこちら。



病院に着いた時、
子宮口が7cmと聞いて私は心の中で「もうすぐだ!」ってすごく嬉しかった。


なにが嬉しいかって?

この痛みが終わるのがだよ~~~!!!



ベビに会えるのも嬉しいんだけど、早くこの痛みから解放されたかった。


でもここからがまたすご~~~く長かったんですよ



子宮口をはかった小さな部屋でまた待機。

というのも、私は水中分娩希望で、その部屋ってのがこの病院には2つ。

それが空いてないので、もしかしたら普通分娩になるかも?って。



とにかく水中分娩の部屋に入りたいという旨を必死に伝えてくれた旦那。


待つ事、どれ位だろう?ん~20、30分位かな

「水中分娩の部屋が空いたから案内するわ」と言われた。

その時にまた車椅子に乗るか?って言われたけど、なぜか私は歩いていった。
(なんでだろう?)

水中分娩室まで近いと思っていたけど、案外遠かった・・・。

エレベーターにのってまた歩いて別の棟に行った。

陣痛のたびに何回も止まってもがき、痛み逃し。


やっと水中分娩室へ。

その時の部屋がこちら。
水中分娩室
こんな感じで水中分娩用のプールとバランスボール(ヨガボール)その横にあるのは何だったんだろう?使わなかったけど・・・。
水中分娩部屋
ゲロゲロ吐いている妻を写真におさめる暢気な旦那。
奥には分娩台と床には横になれるマットレス。

水中分娩用プール
水中分娩用のプール。手すりがついてるけど、結構四角くてごつごつしてます。
余裕で2人は入れます。てか4人位は入ってもぜんぜん平気な感じの大きさ。



この時、私ほんとうに気持ち悪くてゲロゲロ吐いてました。
多分、あまりにも痛みが強すぎて体が痛みに耐え切れなかったからかなぁ?

そして後々、ゆかりおにぎりを食べた事を後悔・・・。
一口しか食べてないんだけど、ずっと口の中にあの香りがあって気持ち悪かった。



この時の助産婦さんはポーランド人かな?アクセントが結構きつかったけど若くて優しい助産婦さん。

吐いて少しすっきりした後、バースプールに入るか?と聞かれたので入りたいと伝えると

お湯を入れて準備してくれた。


妊娠中に旦那と話をしてて、旦那もプールに一緒に入るからと言ってくれたけど、私は結局断った。というのも、水持ってきてもらったりなんだかんだで一緒に入ってない方が便利?と思ったから。
(一番初めに水中分娩したいなぁ~と軽い気持ちで思ってた時は旦那も入って欲しいって思ってたのにね・・・)

そして
予定では水着着る?とかタンクトップ着る?とか色々考えてたけどやっぱりすっぽんぽんの丸裸で入る。

やっぱり何も着てない方が楽だよ~汚れるとかとか気にしなくてw笑
恥ずかしいとかも言ってられない。

それより何より、痛くてそんなちっさな事、気にしてられませんでしたよ。痛くて。


プールに入るとあったかくて気持ち良かった~

入ってはじめの2時間位かな、それ位までは痛みが和らいで余裕で助産婦さんと話をして笑っていた。

その後から痛みが結構厳しくなってきて、ガス&エアという笑気ガスを吸う。


はじめは、吸ってもなんともないじゃん!と思っていたが、きちんと吸うと
ちょっとふわふわ~としてきて少しまた痛みが和らいだ。


1時間位経つとそれもまた効果なくなってくるほどの激痛がどんどん襲ってくる。


プールに入ってる時もその助産婦さんはプールのお湯の温度を定期的にチェックしたりおなかのベビの心音を聞いたりしていた。
プールの温度って結構低いのよね。


入りたてはあったかくて気持ちが良かったのにだんだん慣れてきて寒くなってくるし、

お湯もぬるくなったらお湯を足して混ぜて設定温度まであげるって感じで、またすぐに冷たく感じる。

だから痛みも和らがない(てかプールの外にいたらもっと痛かったのかも?)


痛みもかなり限界に近くて、いきみたい感じがずっと続いてて、それをずっと我慢。
(辛かった~


この辺りで助産婦交代時間。次の助産婦が来るからね~ってその人は去っていった。

次の助産婦が来る。てか痛くてあまり覚えていない。

その人は年配の助産婦だったような・・・。


その人にいきみたいと言ったら7時になったら子宮口の長さをチェックするからそれまで我慢して。

ってあとまだ1時間半ほどあった。気が遠くなった・・・。

私はこの時に、旦那に「無痛分娩に変更したい」と叫んでいたのに、旦那の心には届いていなかった。

というのも、私が水中分娩をどうしてもしたいって事言ってたから、もう少ししたらいきめて水中で出産できると思っていたから。


そしてずっと痛み逃しを続けて6時半位になってまたもう無理だと伝えると
おしっこはした?と聞かれてしてないと答えると、プールの中でもいいからしてと言われるが痛くて出ない。

じゃートイレに座ってしてみてと言われ、一旦プールから上がるも寒すぎて震える。


体にバスタオルをまとってトイレへ。あんだけちょこちょこ水分とってるのにまったくおしっこ出ない・・・。


で、結局少し早めに子宮口のチェック。

すると・・・まだ7cm。

5時間たってもまったく変化なし。





またしても無痛にしたいと訴えるが、
「人口破水をしたら2時間位で10cmになるからそれまで様子を見てみましょう。」と言われる。


また気が遠くなった。あと2時間?!

てか病院来た時に7cmでそっから進んでないってどういう事よ?!


ここで、もう一つの問題が・・・

それは便がかなり溜まっているからそれがふたをする形になっていて赤ちゃんが出てこれないから便を出さないと!
と言われた。でトイレに行って踏ん張ってみてと言われても普段便秘で踏ん張っても出てこないのに
痛みを逃しながら踏ん張るってどうよ?赤ちゃん出てくるんじゃ?とか思って踏ん張れないし便はまったく出てこない。尿だってでないのに・・・。

膀胱におしっこが溜まってる&腸に便が溜まってるのダブルでこれを解決しないと赤ちゃんが出てこれないって。
浣腸することに。


そして浣腸され30分は便が出たくても我慢してと言われる。
この時、床にしいたマットレスに横になっていたんだけど、この時に便が出たい気持ちと陣痛の痛みをダブルで必死に耐える。(別の意味でキツかった・・・)

ぶっちゃけ肛門を手で押さえないと出てきそうだった。

がんばってなんとか20分我慢。

そしてもう無理~~~って叫んでトイレへ駆け込む。

踏ん張るが、ちょろり~んとちっさいのが何個か出て終了。それ以上はまったく無理。

なんだそれ・・・。


トイレに座ってずっとまた痛み逃しをしてる途中にまた助産婦交代。(どんだけ交代するん?)

別の助産婦が来て「Hi~」と挨拶されるが、無視。(普段フレンドリーな私もこの時ばかりは・・・汗)

助産婦さんが色々ごちゃごちゃと言っているのは聞こえてるんだけど、どうにもこうにも痛すぎて言葉が耳に入ってこない。
(日本語だったらちゃんと入ってきてたのかな?と今思う)


なんだかんだで、半分怒られながら(多分)またプールの中に戻る。

でも結局痛すぎてそれ所ではない。痛みも和らがない(と思ってただけ?)



プールでまた30分ほど痛み逃ししてまた無痛にしたいと必死に訴えた。

そしたら今度は聞き入れてくれて、子宮口チェックして10cmになってたら無痛はもう無理だけど、
まだ変化がなかったり、進みが遅かったら無痛にしても良いよと。


プールから出て子宮口チェック。

「やった~10cm近くになってるわよ。もうすぐいきめるわよ~」と言われ、またしても無痛分娩できず。

で、とりあえず、水中に戻るか分娩台にあがるか?と言われ、水中はもう寒くて体が冷えて震えてたので続けるのが無理だった。

床にひいているマットレスのままの状態ではだめか?と聞いたけど、分娩台にあがった方が手すりとかがあったりするからいきみやすいからどうしてもあがってくれ、と。

痛みを必死にこらえ台にあがる。本当にもう出そうだった。



今度こそいきめる!と思いきや、1時間かけていきんで出した方が切れるのを最小限に抑えられるからといわれまたしても痛み逃し・・・・なんだそれw


そして多分また30分は痛み逃し。


その後いよいよプッシュしてもいいわよ~と言われ、いきむがなかなかうまくいかず。


声を出さずにうんこする感じで。と言われるがどうしても叫んでしまう。


この時かなり叫びまくりで獣のようだった。



そして多分、10回位プッシュした位の時に、あそこが裂けてなんか出てきてる感覚があった。

途中で旦那が持ってきていたエナジーバーを一口食べて、チョコレートの匂いぷんぷんさせながら、
ふぅ~~~~~って一緒になって息を吐いててあまりの匂いに、私は激怒!

てか今食う時かよ・・・
まったく。

そして旦那は何か少しでも助けたかったんでしょう、私の背中をさすってくれたのですが、
私は「Do not touch me!(触らないで!!)」って真剣に怒ってました。
しかも助産婦にも同じ事いってたし・・・。

痛すぎて誰かに触られるのも不快でした。



助産婦も旦那も頭が見え隠れしているって言ってる。あともう少しだ!


そしてその後2,3回プッシュして頭が出てきて、次のプッシュでつるりんと全部出てきて私のおなかの上にしわくちゃで血と体液ときちゃない小さなベビーが。

感動した!!!てかその瞬間あれほど痛かった痛みがまったくなくなった。

私、出てきた瞬間、感動して泣くかと思ったら、あまりにも痛すぎてベビに会えて感動どころじゃなかったのが正直ほんね。

もちろん、やっとベビに会えて本当に嬉しかったんだよ。


それよりも何よりもあの激痛から開放された事に本当にホッとした。

もう痛みと戦わなくていいんだ~ってね。



私はきったない血まみれのベビをだっこしたまま、旦那がへその緒を切る。

その汚いままでベビは目を開けた!

その時の写真がこれ。
生まれたて
携帯でとったもんだから画像悪すぎ・・・汗

9月3日
朝10時15分
3080g
男の子


ベビを抱っこしながら、胎盤を出す注射を太ももにされ、胎盤を引きずり出され、
傷口を縫われる。

裂けた所を縫う時にまたガス&エア(笑気ガス)を吸えば少しは違うと言われて吸うがまったく変わらず。

これがまためちゃ痛かったんですわ。



処置が済み、私は裸でベビを抱いたまま旦那と3人で2時間ほどその部屋でまったり過ごす。
(助産婦は部屋から出て行く)

私はシーツとバスタオルでベビと一緒に包まっていた。


日本では生まれてすぐにへその緒を切った後、体重量ったりベビを洗ったりするみたいだけど、イギリスではベビは洗われない。

生まれてから好きなだけベビと一緒に過ごす事が出来る。

そして、そろそろ寒くなってきたしと旦那に助産婦を呼んできてもらって話をする。

初乳を飲ませたか聞かれ、飲ませてないと言うと、やってみる?と言われ指示通りやる。

てか
ベビは頑張って吸っていたが母乳なんて出ないでしょう?笑

と思っていたが、どうやらチョロっとは出たみたい。



そしてシャワー浴びてねと言われる。部屋にあるシャワー室で血だらけの体を洗い流してる間、旦那がベビをだっこ。

日本ではシャワーはすぐ浴びちゃあダメなんだってね。


国が違えばやり方もまったく違うのですね。


シャワー中もあそこからポタポタと血が流れてた。


そしてすっきりとシャワーを浴びて病棟へ。

6人部屋で通路側。


そこからベビと同室。
(日本では新生児室とかあるみたいだけど・・・。)

ベビはすやすや眠っていた。

てか洗われてないから髪の毛とかに血がついてたりするけど・・・笑


そんなこんなで一応安産だったみたい。

病院に着いてから7時間と45分でした。

分娩台のベッドは足掛けがなく、踏ん張るのも踏ん張り辛かったデス。
(足つりそうだったわ・・・)



続きは入院編へ



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Robin

Robin
日本と海外を行ったり来たりの生活を繰り返し、ワーホリで行ったオーストラリアでイギリス人と出会い結婚。
今は旦那、息子と娘の4人でイギリスでのんびり暮らしています。
英語、ハンドメイド、料理、育児、色んな趣味など日本と海外のお役立ち情報をもりもりご紹介!
息子のマルチ食物アレルギー(小麦、乳製品、卵、魚貝類、ゴマ、ナッツなど)やアレルギー体質(皮膚炎、喘息など)の情報なども少しづつ更新します。

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